一人稽古
二日間、一人稽古。
掃除をして、コーヒーを淹れながらアップをする。
アップの時間、使う音をかけながら、その中で身体を動かす。
いつもの私の一人稽古の始まり。
アップが済んで始めた稽古は、つかう稽古。
出来ないことは繰り返し稽古するしかない。
してもしても出来ない時は、考え込む。
何かが違うんだろう。。。
一日目。
布の一辺の長さを切り落とし、ゴムの強さを変えた。
クリアできなかったことがあったが、そこを繰り返すことで、全体の問題が見えた。
大きな間違いに気づけた。
二日目。
足が崩壊した。
4度目だ。。。解体修理。。。
どうも左足が最初から違和感があり、何回も壊してしまう。
何か無理な遣い方をしているのだろうか。。。
そもそも私の遣い方は無理をかけるつかい方だと思う。
動く機能をつかって、動かない箇所を動かすから、不可がかかっている箇所がある。
今日は、もう大丈夫だろうと稽古始めに本留にした衣装だったのに、また脱がせて、結び直して、、、。めんどくさいことだ。。。
でも、その都度、カシラをはずしてやり直している自分。
はずした顔を見ていると、少しも苦に思わない。
人形を遣っているのが好きだ。
人形と一緒にいるのが好きだ。
芝居は、それだけでは出来ない、、、。
明日から劇場使用の稽古、三日間。
やっと、、、。
稽古を終えて、明日の荷物を作る。
まるで小屋入りみたいに緊張してる。
明日からの三日間で、出来は見えるだろう。