スウィッチ入った!
19日〜21日の3日間。キラリ☆ふじみ・マルチホールを使用しての稽古でした。
まだ1ヶ月前ということでスタッフは他の舞台に大忙しだし、WS生は発表公演を終えた直後。
私自身がどう稽古を進めるか、何をどう準備すればよいか、無計画なまま本番劇場空間での一人稽古ということになってしまった。
広〜い会場にポツン。
半年前には、ここで「夜長姫と耳男」を、その1年前には「水仙月の四日」をやっているのだから、既になじみの劇場空間ですが。。。
19日:身体を慣らしながら、人形を遣いながら、ここに立つイメージを掴んで行く。
20日:舞台監督の荒牧大道さんと劇場空間の作り方を打ち合わせ。
荒牧さんは、「せんがわ劇場」の頃から関わりが始まり、「キラリ☆ふじみ」の公演もすべて手 伝って頂いているのですが、舞台監督として関わって頂くのは今回が初めて。
「まずは理想のイメージを伝えるよ〜」と、予算、時間、要員を考慮なしで始まり。「しつこいで すが何回も言います。四間四方のブラックボックス、東西後ろ三方の闇の広がり。これが今回の求 める舞台です。」打ち合わせは、笑いさざめきながら順調に進みました。
昼ご飯を食べながら話したことなども、とても有意義な打ち合わせになりました。
21日:昨日の打ち合わせ後の稽古は半端だったので、今日はやるぞ〜と来たのですが、もう道すが ら暑いのなんのって。そして劇場寒いのなんのって。
空調切ってください入れてください。。。。ごめんなさい、お世話かけました。
四間四方は広いのか?
客席空間まで意識しながら、動いてみる。
しまったぁ〜誰か音だしたのめば良かったな〜という思いもよぎったけれど、この一人の感覚も なかなか大切なんです。
確実に衰えてしまっている体力。
教えることで判った、今の自分がやっていないことの善し悪し。
失敗は許されなかった海外公演で見失った愛おしい破綻の美。
けれど、もはや初演時の実験公演ではない。
そんなこんな、スゥィッチ入ったです。