キラリ✩デイズ3日目終了。
今回の公演は、主催のキラリ✩ふじみの全面協力のもと、仕込み日程、劇場を大変贅沢に使わせていただいています。キラリ✩デイズ、3日目も無事に終了。 美術、遣い手たち、音響、照明、劇場空間…、全てが織り合わさるように、チームが一丸になって最後の調整中…。初日まで残すところ一日。踏...
「再演に向けて」黒谷都
再演に向けて 3.11震災の後、およそ全ての人々が何をなせば良いのか途方に暮れた。舞台表現者は殊更「現実的に役立つ何か」に役立たないことを今やって良いのか、と自問せざるを得なかった。私らは明日の判らなさ故に遥か先を見つめようとし、関わる4人の繋がりだけを拠り所にまさしく途方...
日誌リレーその⑤「monozukiなmonodomo」
劇場入りだ!たった2回の公演だ!!悔いなくやろ~!!! モノが語る、モノが生きる、その束の間を、それが遊べる空間を、いのちが息づくモノ語りを。 それだけ。それだけがやりたいと毎日みなで稽古しました。 私は随分怒りっぽく、声を出すたびに天国が遠くなるように思いました。...
日誌リレーその④「一月二十日、朝」
春から少しずつ、秋から本格的に、皆さんやモノたちと重ねてきた稽古。 今日はいよいよ、スタッフの皆さんが集まってくれての通しです。(どわぁぁ。。ついに。) わたしは同じ作品を再演する、という経験をあまりしていないので特に感じるのかもしれないけれど。...
日誌リレーその③「宝の言葉」
稽古場に特別ゲスト!?人形遣いの大先輩であり、野口体操講師でもある、 大井弘子さん。 先輩の言葉は覚えておきたい。 その時、自分の手や頭が追いつかない事でも「は〜〜!これかも⁉︎」と気づく時がある。 染みるように理解、、というか繋がる。 ...
日誌リレーその②「人形遣いの腕」
日誌リレーということでバトンが回ってきました。 何を書こうかなと思ったんですが、、、 最近腕がやられているのでそのことを書こうと思います。(笑) お正月あけの稽古初日、腕を上げるとふとした瞬間にズキン!と痛みが走り、右腕から力が抜けてしまいました。びっくり。四十肩ってこうい...
日誌リレーその①「壊れては直す」
人形は稽古すればするほど、壊れてしまう。 稽古休みは、修理や作り物に時間を費やされ、人形劇って本当に手間のかかるものです。 本日は雪狼4匹、いっちゃんの藁靴の修理、小道具を入れる巾着の修理。 写真手前が修理前の雪狼で、後ろ3匹が修理後。...
美術家紹介その②渡辺数憲
本日はラボに素敵なお客様を迎えて(!)人形登場場面のツメ稽古でした。 美術家紹介二人目は、劇人形美術家・舞台機巧も担当、渡辺数憲です。 本作の主人公的存在・「赤い毛布の子ども」「赤い毛布の子ども(チビ)」人形などを制作。動くことで多様に表情を変える渡辺劇人形の魅力をお楽しみ...
美術家紹介その①松沢香代
今週末は、人形演劇の最も重要な主人公である、人形やオブジェクト・装置等を担当する美術家たちをご紹介いたします。一人目は、独創的な造形で強い世界感・新しい動きを孕んだ「モノ」たちを生み出す、舞台・オブジェクト美術の松沢香代。...
2016年、稽古初め。
新年あけましておめでとうございます! 国立ラボでは本日より『モノ語り◇水仙月の四日』稽古を再開いたしました。 2015年10月より再演稽古を開始し、今月末にいよいよ公演日を迎えます。 降り積んできた時間を丁寧に掬い直し、また新たに発見を重ね、再演メンバー一同、しっかりとこの...