ヒトとモノのあわいで重さを感じ、記憶を透かして「手」は考える。

さて、そろそろと「モノ」語りの始まりだ。

 

手遣い・糸操り・胴串・オブジェクト……多種多彩な人形演劇公演と、劇人形やオブジェ展示。

緻密な空間で秘めやかに繰り広げる本企画は、調布市せんがわ劇場を舞台に過去4回続いた「人形演劇祭“inochi”」を継承しつつ、六本木ストライプスペースの全面的支援のもと、新たに開催する人形演劇祭です。

考える「手」が創りだす「モノ」を読み解く、大人の楽しみをご堪能ください。

 

 

後援:六本木ストライプスペース

協力:人形演劇企画室β

芸術文化振興基金助成事業

「人形による現代の舞台表現」の種が、仙川から風に乗って六本木で芽を出しそうになっています。立派な舞台はなくとも花は咲きます。それも、ひとつではなく何種類も。
「人形とは?人形劇とは?人形演劇とは?」考えた末にたどり着いた“いのち”というキーワードを大事に抱え込んだまま、伸びやかに風に吹かれて咲くでしょう。そしてまた種をつけて、どこかで新しい芽を出すこともあるでしょう。
かつて「人形演劇祭“inochi”」のために考えたフレーズは色あせてはいません。
「モノに“いのち”が見えた瞬間、それは“人形”になる!」 
それを目撃するために、六本木に向かいます。
 
人形演劇企画室β 玉木暢子
私は、我が国で出会った日本の人形遣い、故・岡本芳一の極めて高い芸術を敬愛している。昨年、彼の同志である黒谷都率いるgenre:Grayの素晴らしい作品を度々観る機会があった。人形・オブジェを遣った視覚的で大人向けな独創的スタイルは、彼の努力を更に発展させ豊かにしようとするものであった。「“inochi”2015」は現代演劇芸術の非ステレオタイプな表現形式を発展させる試みとして世界規模でユニークなフェスティバルだ。この企画は、人形演劇芸術が現代社会のみならず人間を変えることが出来ると信じる多くの機関や人々の助けで成長すると確信している。
幸運と限りない成功を!
 
ポーランド  ポズナム・アニメーションシアター
マレク・ヴァシュキェル教授
 

 

ようこそ!“inochi”2015へ