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genre:Gray企画“inochi”2015~考える手~ 終了後、様々な残務整理も見通しがたち、企画運営メンバー4人
そろってフェスの終了を確認いたしました。  
 
企画立ち上げから実行・終了まで、微力な私たちが、何はともあれ敢行出来たのは、ひとえに応援ご協力して
くださった皆さま、参加してくださった劇団さま、とりわけご来場くださったお客さまのおかげでございます。
この場を借りて、心からの感謝をお伝えいたします。ありがとうございました。  
 
ご来場者数は全19公演合計で590人。(展示鑑賞を含めればご来場者数は更に増えます) 平均すれば1公演
30名ほどですが、25席~35席の客席設定で17公演は満員御礼。追加公演・札止め公演もあり、嬉しい限りで
ありました。 この小さな客席数が、素敵な「人形の劇場」を創りだせた重要な点であったことを振り返れば、大動員をかけられない人形演劇の制約も浮かび上がりますが、死守防衛ラインもまた判明してくるのでした。 「劇場設備の
ある小さな劇場が欲しい!」と先人たちもバッチを売りながら積み立てをしたのだろう~と日本の現代人形劇史に
思いを巡らせたり、「劇場だけが舞台ではない!」と再確認したり、と模索は続きます。  
 
運営資金援助には23名の方々のご協力を頂きました。どれほど助かりありがたかったか、言葉に尽くせぬ感謝の
気持ちでいっぱいです。活動開始時に頂けた応援のご援助、公的援助を受けながらも動きの取れなくなった
資金難の時に頂けたご援助、ご観劇後に下さった笑み溢れるご援助、お一人お一人のお気持ちのありがたさを
噛み締めながら大切に使わせていただきました。メンバーの気持ちがどれほど安心出来たかを思えば、更に感謝の念が膨らみます。 本当に本当にありがとうございました。 感謝の気持ちとともに、フェスの記録フォトブック(DVD-R)をお届けします。今しばらくお待ちくださいませ。
 
 このようなフェスを続けてほしいの声も多く頂き、続けてこそフェスとして意味がある、と話し合いもしました。
けれど、genre:Grayの企画として“inochi”2015~考える手~を継続していくことは、残念ながら叶いません。
しかし、こんなに微力でも「人形演劇祭“inochi”」は基幹コンセプトを継承しつつ変容して再開できました。
 “inochi”がまた姿を変えて蘇ることを希求して、genre:Gray企画“inochi”2015~考える手~ は閉幕といたします。
ありがとうございました!!
 
  
 
                           genre:Gray企画“inochi”2015~考える手~ 企画運営 統括責任:
                                                               黒谷都
 
   
 
 

 

ありがとうございました!“inochi”2015

  “inochi”2015~考える手~ を担ったメンバー

 

後援:六本木ストライプハウススペース

協力:人形演劇企画室β

芸術文化振興基金助成事行 

運営資金ご援助くださった皆さま

 

企画:黒谷都・北井あけみ・塚田次実・長井望美

運営:北井あけみ・長井望美・黒谷都

記録:石井秀明

運営補:松沢香代・辻桃江・小玉陽子・国井美和子・丹羽洋子・比屋定尚美

助っ人:荒牧大道・荒井康太

***“inochi”2015~考える手~ は終わりましたが、トークイベント「人形劇を読み解く会」の討議録アップ、全作品鑑賞の読み解く会参加者や皆さまからの感想など、引き続きアップしていきます。 宮田徹也氏文・石井秀明氏写真による事後記録が次号[TH]に掲載されます。発行され次第ご紹介いたします。 フェスの記録フォトブック(DVD-R)ご予約申込みも引き続き受け付けております。

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